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デザイナーとしての引き出しを増やす方法

  • 執筆者の写真: K-STYLES
    K-STYLES
  • 2020年1月13日
  • 読了時間: 5分

更新日:2020年2月24日

こんにちは!!


今回の記事ではデザイナーとしての引き出しを増やす方法について紹介していきます。


商業デザイナーとして生き抜いていくために(収入を得て、生活していくために)引き出しの多さは絶対に必要です。なぜ必要かは、前回(前日)の記事を読んでいただければ幸いです。


※内容がゲームデザインよりになってしまうことをご了承ください。




|自分専用スクラップを制作

いつでも見れるように、自分専用スクラップブックやスクラップデータ集を制作しましょう!!


人は忘れる生き物です。脳内に留めておかず実際に目に見える形にして、参考になりそうなデザイン物をどんどんスクラップしいていきましょう。


私自身が実践したことを紹介していきます。


1.ロゴデザインをする場合

パチンコ、パチスロの機種ロゴが圧倒的にクオリティが高いです。かなり参考になります。積極的に収集していきましょう!!各遊技機メーカーのホームページの機種紹介ページに機種ロゴも載っています。遊技機の機種ロゴはリッチでコッテリしているものが多いので、参考用途(使用用途)が限られてくるとは思いますが、フチの付け方やグラデーションの付け方、ハイライトや影の付け方、ロゴの後ろのオブジェクト(座布団)の配置バランス等々、とても勉強になります。個人的に、パチンコ、パチスロの機種ロゴは、世界中で一番クオリティが高いロゴだと思っています。クオリティが高い分、再現するにはかなりのイラストレータースキル、フォトショップスキルが必要ですが、パチンコ、パチスロの機種ロゴ普通に再現(マネ)できるスキルレベルになった場合、なんでも対応できちゃいますね。


ロゴに関しては、ソシャゲのロゴも参考になるので収集しておきましょう。ソシャゲブームが去ったとはいえ、まだままだデザイン制作の需要はあるので収集しておいて損はないです。ソシャゲはタイトル数ありすぎて収集が大変だと思います。売り上げランキングの上位100位ぐらいのタイトルロゴを収集しておけば問題ないかと思います。

ソシャゲのロゴは、パチンコ、パチスロの機種ロゴに比べてあっさりしているものが多いですが、スマホに適した色の使い方、フチの付け方、文字の大きさ等が参考になるかと思います。文字が「潰れて」タイトルが見にくくなってしまわないように配慮もされているので、ソシャゲのデザイン制作をする場合は、とても参考になります。


映画のタイトルロゴも参考になります。集めておいて損はないです。映画のタイトルは文字の効果や色の参考というよりは、文字形状そのもののデザインの参考、こういう題材のときは、こういった系統のロゴデザインが参考になる。といった感じですかね。

例えば、ホラー系が題材でロゴデザインする場合はホラー系の映画のロゴが参考になりますし、サスペンスが題材でロゴデザインする場合は、サスペンス系の映画のタイトルロゴがデザインの参考になります。収集する際は、ジャンル別に分けておけば後々便利かもしれませんね。ホラー、サスペンス、ミステリー、シリアス、恋愛、アクションetc…、自分のわかりやすいように整理整頓しておきましょう。


2.広告デザインをする場合

映画のポスター、電車内の広告をスマホで撮影してデータ化しましょう!!映画のポスターは、その映画の公式ホームページに載っている場合もあるので、画面をキャプチャなり画像を保存するなりしておきましょう。映画のポスターや電車内の広告は「魅せる」という点で、とても参考になるものが多いです。文字の大きさや配置バランス、写真の配置バランスがとても参考になります。撮影する際は、周囲に迷惑がかからないようにしましょう!!


3.WEBデザインをする場合

このサイトが非常に役立ちます。カッコイイ系、オシャレ系からカワイイ系まで、ジャンル別に分けられているので、WEBデザインする際は参考になると思います。

丸パクリは厳禁ですよ笑笑


4.UIデザインをする場合

ソシャゲのロゴと同じで、上位100位ぐらいまでのタイトルのUIを収集しておきましょう。各タイトルのストアページには必ずゲームの中身のスクリーンショット画像があるので、そのスクリーンショット画像を保存しておきましょう。





|写真を撮るクセをつける

背景や、街並みをどんどんスマホで撮影しましょう。撮影する際は周囲の迷惑にならないように注意が必要です。盗撮は犯罪です笑笑

これ、意外と役に立つんですよ。背景って、自分がデザイン制作する際に使用したいアングルやビルの配置等々がベストなのって、なかなかネット上にないんですよねぇ。ないなら、自分で撮影するしかないわけで。普段の通勤時や旅行に行った際に、参考資料として定期的に撮影してコツコツ貯めていきましょう。何気なくとった1枚が意外と役に立つことがあるんですよねぇ。





|美術館に行く

前衛的すぎて商業デザインに役に立つかどうかわからない(スイマセン)な作品もありますが、何かしら得るものがあると思います。撮影禁止の作品が多く、残すことは難しいかもしれませんが、作品を観ることにより感性が磨かれると思います。




以上になります。


まとめますと…

自分専用スクラップを作って、いつでも見れる状態にしておくのが大事です。印刷して紙でまとめておていもいいですし、データ化してiPadか何かでいつでも見れる状態にしておくのもいいでしょう。

大事なことは、何回も言いますが集めたデータをいつでも見れる状態にしておくということです。集めただけで満足してはいけません!!



それでは、また。



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