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採用担当に「ささる」ポートフォリオとは~その3~

  • 執筆者の写真: K-STYLES
    K-STYLES
  • 2019年11月17日
  • 読了時間: 4分

更新日:2020年2月24日

今回と次回はポートフォリオに載せるべき

中身についての解説記事になります。


新卒編、中途編で分けて解説していきます。


今回は「新卒編」の解説です。



■ジャンル別に分ける■

―――――――――――――――

相手が見やすいようにジャンル別にポートフォリオを分けたほうがよういでしょう。


・人物

・背景

・スチル絵

 ※イベントの1シーンを1枚の絵にしたもの

・アイテム

 ※武器、車など

・動物、モンスター

等のジャンル


数冊になってもかまいません。

一つにまとめなくて、よいです。

※データの場合はフォルダ分け


ジャンル分けする理由ですが


ジャンル別に分けてもらった方が

企業側にとってもありがたい

というのと


整理整頓できる人


という印象になりますね。


ゲーム制作会社、イラスト制作会社

映像制作会社、広告制作会社等々の

クリエイティブ関連企業には


各ジャンルに特化した社員


が、少なからず在籍しています。


各ジャンルに特化した社員に

意見をもらう際に、その該当部分の

ポートフォリオだけ渡せばよいからです。


どういうことか?


すべてのクリエイティブ職関連の部署が

そうなっているとは限りませんが


・人物作画チーム

・背景作画チーム

・アイテム作画チーム

・デザインチーム


と、ジャンルごとにチーム分け

されている企業もあります。



人物をまとめたポートフォリオは

人物作画チームのチームリーダーに

人物ポートフォリオを渡して

意見をもらう。


背景まとめたポートフォリオは

背景作画チームのチームリーダーに

背景ポートフォリオを渡して

意見をもらう。


といった感じに、各チームに当該

ポートフォリオを渡しやすくなります。

※データだったらフォルダ分けされた

 データを渡す。


なので、ジャンルわけはしておいたほうが

企業にとってはありがたいわけです。


あくまでも「ありがたい」という

レベルですww


ジャンル別に分けていないからといって減点にはなりませんので、ご安心を。


じゃぁジャンル別に分けるの

やめよう!!は、やめようww



■適切なページ数■

―――――――――――――――

学生時代の作品が、めちゃくちゃ

数あるので全部載せちゃえ!!


ダメです。


やめてください。


ダメではないのですが、

見るほうも大変なんですよww


ものすごく分厚い本って、

読む気失せますよね?

※わたしだけ?ww


そういうことです。


ページ数が多いからって

加点要素にはなりません。


自分の自信作を各ジャンル

10点(10ページ)ぐらい


載せておいてください。


全部見て!!という人もいるでしょう。

その場合は


・自信作ポートフォリオ

・その他ポートフォリオ


に分けて、メール等で


今回お送りさせていただいたポートフォリオは、数ある作品の中から私の自信作を抜粋したものになります。これとは別に、今まで制作した全作品もまとめてありますので、ご所望でしたら、そちらもお送りさせていただきます。


的なことを伝えておけばよいでしょう。



■1ページ目は最重要■

―――――――――――――――

1ページ目は、自分の最も自信が

ある作品を載せましょう。


掴みはOKというやつです。


採用担当者は、もちろん全ページじっくりと隅々までポートフォリオをみます。じっくりと全ページ見るのですが


1ページ目から


おぉ。なるほど。


と採用担当者を驚かせるような

作品を載せるといいでしょう。


複数いる応募者の中で、それぞれの

ポートフォリオを見たときに

印象に残ってるポートフォリオは?

となったときに、1ページ目に

アレ載せてた人でしょ?


と、企業側の印象に残ります。



■自分で判断しないこと■

―――――――――――――――

デッサンやパースがおかしいから

この作品は自信があるけど

ポートフォリオに載せるのは

やめておこう。などと


自分で判断しないでください、


とりあえず載せてみてください。


※あまりにもヒドイのはダメですよww


私達は「新卒作品」として

ポートフォリオをみます。


新卒はあくまでも新卒です。


プロデビュー前の新人で

プロじゃないです。


クリエイティブ関連職の場合、

その人が持つ基礎デッサン力や

構成力はもちろん大事なんですけど、


今後成長要素があるか


を最も大事にしています。


基礎デッサン力は、会社に

入ってからも向上できます。


画力やレイアウト、

デッサン力や構成力はまだまだだけど

アイデア力に光るものがある


これが大事なんです。


その人が元から持つアイデア力って

目に見えないものなので

具体的にこうしなさい!!って

教えるのが難しいんですよ。


新卒ならではの、若い人なりの

アイデア力をなるべく多く

見てみたい


ので、自分で判断せずポートフォリオにどんどん載せちゃってください。


それでは。




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