採用担当に「ささる」ポートフォリオとは~その4~
- K-STYLES
- 2019年11月18日
- 読了時間: 4分
更新日:2020年2月24日
今回はポートフォリオに載せるべき
「中身」に関して、中途編の解説記事です。
■実績と個人制作で別ける■
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中途応募者のポートフォリオに関しては、今までの実績作品のみだけ載せるで正直かまいませんが、個人活動作品を載せたい方は
作品を全て一つにまとめるのではなく
実績作品と個人制作作品の
2冊(2種類)に別けた方が
よいでしょう。
企業側が見たいのは、あくまでも
実績作品の方です。
※個人制作作品も見ます。
もちろんww
即戦力を求めている
わけですから。
その人の過去の実績が
知りたいわけです。
実績公開できる作品があるということは、
数々の試練を乗り越え
やっと世の中に出た!!
作品がある。ということ。
まさにその人の実績ですよね。
■自分の担当箇所を明確に■
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実績作品の
どの箇所を担当したか
補足事項として
しっかりと具体的に記載してください。
具体記に載とはどういうことか?
世の中に出ているモノというのは一人で全部作っているわけではなく、何人もの人が携わってひとつのモノが出来上がっています。出来上がっているモノもあります。
映画に例えるとわかりやすいですよね?
監督がいて、カメラマン、脚本家etc…。
監督一人で脚本書いてカメラマンやって
なんていう作品もありますけどね。
なぜ具体的に記載する必要があるのか?
その人がどんなスキルがあるのか
採用担当者が「より詳細に」
知りたいからです。
詳しく解説します。
キャラクターイラストが書かれた
ポスターを例にします。
ポスターをざっくり制作別に分けると
以下のように
・背景
・キャラクター
・エフェクト
・ロゴ
などに別けられると思います。
※よく街中で見かけるポスターを
想像してみてください。
で、今回はキャラクター書ける人が
即戦力でほしい。となった場合
制作担当箇所が何も
記載されていないポスターが
何枚か送られてきても…
この人は、このポスターのどこを担当したのだろうか?今回はキャラクターが書ける人がほしいのに、このポートフォリオからじゃ判断できないし、と
判断に迷うので
今回は見送りましょう
と、なってしまいます。
当然ですよね?採用しみて
実はロゴ担当で
キャラクターは得意じゃない
となったら、大変ですよね?
人を1人雇うって、ものすごく
大変なことなんですよ。
確度が高い情報が欲しいわけです。
では、具体的どう補足事項として
書けばいいかというと
・キャラクター制作を担当しました。
・アイデアだし(構図案制作)から
携わっています。
・線画、着彩、仕上げまで担当しています。
・キャラクターに関しては、他の人の
加筆などはなく私一人ですべて
制作を担当しました。
・アイデアだしから完成までの時間は
○○か月です。
・使用ソフトは○○です。
・やり直しはほぼなく、スムーズに
制作することができました。
ぐらいを書いておけばいいでしょう。
自分を偽らず、正直に担当箇所を
記載してください。
嘘はバレます。
■掲載に関して■
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公開年月日が新しいモノから
古いモノの順で掲載
知名度があるものを
チョイスして掲載
すればいいのかなと。
掲載順に関しては
その人の直近のスキルが
採用担当者は知りたい
わけですから、なるべく最新の
制作物をページの最初のほうに
載せるようにしましょう。
採用担当者がまず最初に目に
するのが最新の制作物
これが理想です。
制作年月日が古いものは
ページの後ろの方に載せて
おけばよいと思います。
知名度があるものをチョイスというのは、なんとなくわかりますよね?
あっ、これ制作した人か
と、印象に残りますよね。
誰も知らない作品よりは
まぁ何をもって知名度とするか、なんですけど
・発行部数
・販売本数
・稼動週
・売り上げ
・ダウンロード本数
・登録者数
・コンテスト入賞作
・興行成績
・某有名な場所に
ジャンルによって色々あると思います。
例えば、ゲーム関連の場合は
補足事項に全世界1000万
ダウンロードのゲーム開発に
携わっておりました。
という風に記載しておけば
よいと思います。
簡単にいうと、採用側は
直近のスキルレベル
具体的に何ができる人なのか
これが知りたいのです。
参考にしていただければ幸いです。
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