アイデアを生み出す方法~その2~
- K-STYLES
- 2019年11月24日
- 読了時間: 4分
更新日:2020年2月24日
クリエイティブ関連の仕事をしていると
(それ以外の職種もですが)
アイデアが出てこない…
と悩むことがありますよね?
アイデアを生み出す方法に悩んでいる人は
既存にあるモノを組み合わせ、さらに
別ジャンルのエッセンスを少し足すことで
アイデアを生み出す解決方法にすることが
できるかもしれません。
何もない所から新しいナニカを生み出す
のは、ほぼ無理なこと(厳しい)で、
永遠と悩み続け時間だけが過ぎて行きます。
※真の天才は違うかもしれませんが
既存にあるモノを組み合わせ、そこに
プラスアルファすることで、悩み続ける
時間が減り、突破口が見えてくるかも
しれません。
それでは、具体的に解説していきます。
■組み合わせるジャンルを絞る■
スマホ向けパズルゲームを作るとします。
どんなパズルゲームがいいか、アイデアを
出してください!!となった場合、どうしますか?
アクションゲーム、バトルゲームから
アイデアを持ってきてもダメです。
パズルゲームを作るなら
同じようなジャンルからアイデアを
持ってくるのがよいでしょう。
※今回の場合はパズルゲームから
ゲームといっても、膨大なジャンルの
ゲームが世の中に存在します。
組み合わせ候補を探すだけでも
ものすごく時間がかかってしまいます。
アイデアを持ってくるジャンルを絞る
ことで、効率的にアイデアを生み出す
ことができると思います。
■組み合わせるモノを絞る■
同じジャンルの中でも、
ただやみくもに組み合わせれば
いいというものではありません。
売れているモノからアイデアを
持ってきて組み合わせてください。
売れていないモノからアイデアを
持ってきても、いわゆるクソゲーに
なる可能性が大です。
※ならない可能性もありますが
売れているものは、売れている理由が
ちゃんとあるからです。
パズルゲームで例えるなら、
Apple StoreやGoogle Playランキングで
100位内にランクインしている
パズルゲームからアイデアを持ってきて
組み合わせるとよいでしょう。
■既視感を持たせる■
なぜ売れているゲームがいいのか?
既視感(デジャヴ)を感じることができる
からです。
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既視感は、実際は一度も体験したことがないのに、
すでにどこかで体験したことのように
感じる現象である。
※ウィキペディアから抜粋
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売れているということは、
それだけ多くの人がプレイ
しているということです。
売れているゲームからアイデア持ってくると
既視感あるゲームにすることができます。
それでは、なぜ既視感が必要なのか?
パズルゲームを作っても、既視感がなければ
そもそもプレイしてもらえない
可能性がある
ということです。どういうことか?
スマホゲームにおいて
難しすぎる操作性のゲームは
毛嫌いされ、遊んでもらえない
ということです。
分厚すぎる説明書、読む気がしませんよね?
操作がわからない、操作が難しいゲーム
プレイしようと思いますか?
コンシューマーゲーム(据え置き型のゲーム)
ではなくスマホのゲームなんで、お手軽に
簡単操作で遊べるゲームのほうが遊びやすい
ですよね?
そういうことです。
斬新すぎる操作性のゲームは
すぐに飽きられ、プレイされなくなります。
あれ?このゲームは○○と同じ操作で
プレイできるっぽいな。なんだ、簡単じゃん。
前にこんなゲームプレイしたことあるしね。
難しくないね!!
これが、大事なんです。
■別ジャンルのエッセンス■
既存のモノの組み合わせ、売れてるモノの
組み合わせだけだと
ただのパクリと思われてしまいます。
パクリになってしまいます。
そこで必要となってくるのが
別ジャンルのエッセンスを加える
ということです。
ここで注意点が。
別ジャンルのエッセンスを加えすぎると
既視感がなくなり、クソゲーに
なってしまう可能性があります。
別ジャンルのエッセンスを加える場合は
既存のモノの根本はなるべく崩さずに
適度に加える必要があります。
ここで具体例を挙げて解説します。
スマホでプレイできる横スクロールの
ゲームを作るとしましょう。
横スクロールゲームの代表的な
ゲームといえば誰でも知っている
スーパーマリオブラザーズ
がありますよね?
スーパーマリオからアイデアをもらおう!!
基本の操作性はスーパーマリオのままで
キャラはドラクエから持ってきて
スライムがジャンプやダッシュして
ゴールするゲームにしよう!!
・・・
これだけじゃ
見た目を変えただけのパクリ
になってしまいます。
じゃあこうしようか。
ゴールは、あらかじめ見えない
ようにして、道中に記載されている
ヒントを参考に謎を解くと
ゴールが出現するようにしよう!!
・ヒントの例
赤い土管の上で少し立ち止まってみよう
と書かれた看板が道中に立っており
赤い土管の上で数秒何もしないで
立っているとゴールが出現
と謎解き要素をエッセンスとして
加えるだけで、操作性は
スーパーマリオと同じでも、
スーパーマリオとは違うゲームに
するおとができます。
■アイデアを生み出す方法のまとめ■
・既存のモノを組み合わせる
・同じようなジャンルからアイデアの
ヒントをいただく
・既視感を感じられるアイデアにする
・別ジャンルのエッセンスを加える
いかかでしたでしょうか?
ゼロから考え出すのって、よっぽどの
天才じゃないかぎり、難しいですよねぇ。
それでは、また。
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