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映画レビュー キャラクター

  • 執筆者の写真: K-STYLES
    K-STYLES
  • 2022年8月9日
  • 読了時間: 2分

画力はあるが、読者を惹きつけるような

※読んでみたいと思うような

魅力的な主人公キャラクターを描けない

売れない漫画家(主人公)が、とある

一家惨殺事件を目撃し、犯人を(顔を)

目撃してしまう。

その犯人を主人公にサスペンス漫画を

描いたところ、その漫画が大ヒット!!


しかし、漫画のストーリーとそっくりな

殺人事件が次々と起こり・・・。


※以上、簡単なストーリー紹介です。


犯人役のFukase(SEKAI NO OWARI)

サイコパス感が最高。


いやぁ、適役。

ほんっっっっとに適役。

狂気に満ちたサイコパス役。

目の「見開き」具合とか、微かな笑み、

表現が適切かど〜かわからないけど

精神的に病んでる役がハマりすぎてる。

観ているこっちが思わず「ぞわっ」と

するような殺人鬼Fukase最高すぎる。


サイコパスFukase、観てみては

いかがでしょうか。



逆に残念なのが、刑事役の小栗旬。

小栗旬が残念じゃなくて・・・


刑事役は小栗旬じゃなくてもいい。

小栗旬の無駄使い。


かなと。

小栗旬クラスの俳優ではなくて

少し若手の駆け出し中の役者の方が

今作には合う気がする。


菅田将暉とFukaseが「強すぎる」ので

塩分濃いのにさらに塩分を足す感じに

なってしまい、塩分の過剰摂取で

具合が悪くなってしまう感じです。

もったいない。

ものすごくもったいない。

菅田将暉とFukaseを「邪魔しない」

ぐらいの役者が丁度良いのではないのかなと。

映画のストーリーそのものは

菅田将暉が描く漫画通りに

淡々と一家殺害事件起きていき

まぁ「お決まり」の展開で

菅田将暉の奥さん、高畑充希が

Fukaseに襲われるんだけど・・・。


惨殺シーン(惨殺後のシーン)

ばかりがピックアップ、フォーカス

されてるけど。。。

もっと犯人が育った「特殊な環境」

「特殊なコミュニティー」を

深掘りすれば、もっと恐怖感だったり

「不気味さ」が際立ったのかなと。


ただ「血の海」をずっと観させられている

感じの映画になっちゃってるので。。。

松嶋菜々子版リングみたいに

貞子の生い立ち、過去やルーツを

探っていくことで、殺人鬼Fukaseの

恐怖感や不気味さが増して

もっともっと面白い映画になったのかなと。


なぜ「4人殺害」にこだわるのか。

なぜ菅田将暉が描く漫画のストーリーに

似せて殺人を行なっていくのか。


映画内では、うっすら説明されていたが

説明不足感が否めない。


せっかく「見た目」「演技」は

サイコパス感満載で良かったんで

殺人鬼Fukaseの魅力を、もっともっと

引き上げるためにも、ルーツの

「深掘り」は必要だったかなと。


全編「血糊」の印象しかないので

「味変」のためにも「深掘り」を

入れてもよかったのではないでしょうか。



個人評価(星5つで満点)

★星2.5

サイコパスFukaseだけが印象に

残る映画。ただ、それだけ。



それでは、また( ´ ▽ ` )





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