映画レビュー コーダ あいのうた
- K-STYLES
- 2022年2月9日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年7月19日
聴こえない家族の「通訳」だった少女の
知られざる歌声。
それは、やがて家族の夢となる。
※公式HPイントロダクションより
少し前になりますが、観てきました。
観ておくべき映画の1本。
だなと。個人的に。
映画の内容に関しては
公式HPのイントロダクションが
ほぼ、映画の内容の要約みたいに
なっていますがww
この映画、主人公の両親、兄弟の
演技が圧巻です。主人公も。
演技のリアルさ
圧倒されました。
主人公の父親役は
トロイ・コッツァー
母親役
マーリー・マトリン
兄役
ダニエル・デュラント
この3人
聴覚に障害が実際にある俳優だそうです。
そりゃ「リアル」だわ。
とにかく
・表情
・手の仕草
・俳優の動き
圧倒されましたね。
言葉を発さなくても、表情と動きだけで
演技に魅入ってしまいます。
言葉を発さなくても
役者の感情がダイレクトに伝わってきます。
役者も個性的。
音楽の先生役の
エウヘニオ・デルベス
濃い!!
いやぁ、個性派というかなんといいますか。
この映画で初めてこの役者の
演技見たんですけど
上手い!!(何様だよww)
音楽教室の役が適役すぎる。
熱血指導のシーンも最高でしたね。
ストーリーもわかりやすいので
ものすごく観やすい映画。
大ドン返しがあるわけでもなければ
悲惨すぎる話もない。
ド派手なアクションも、もちろんない。
映画そのものはある意味淡々と
話が進むが、登場人物達を
しっかりと丁寧に描くことによって
まったく飽きがこない作りに
なっているかなと。
演出も個人的に好き。
というか、驚かされた。
わざと「無音」を演出したりして
※本当に無音
聾唖者の立場や気持ちも
しっかりと描いている。
この「無音演出」、最高すぎる。
家族愛の素晴らしさ
ダイレクトに感じることができる
映画かなと。
喧嘩あり、衝突あり、応援あり
愛情あり。
一人だけ健常者という状況で
家族の「リアル」が、観るものを
ものすごく惹きつける映画。
観ておいて損はないです!!
個人評価(星5つで満点)
★4.8
ぜひ映画館で鑑賞してください!!
それでは、また( ´ ▽ ` )
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